フードバンク支援の近況のご報告
いつもドテラ製品をご愛顧いただき、またご自身の周囲の方々へその素晴らしさを分かち合ってくださっていることに、心より感謝申し上げます。そして、ドテラの大切な文化であるドテラ・ジャパン ヒーリングハンズ活動を支えてくださっていることにも、深い敬意と感謝をお伝えいたします。
みなさまから寄せられた食糧支援は、全国各地のフードバンクや福祉施設に届けられ、多くの方々の生活を支える大きな力となっております。日頃のご協力に、改めて心から御礼申し上げます。
フードバンク支援の近況のご報告
会員のみなさまから定期的にお預かりした食品は、東京都内で障がいを持つ方々を雇用されている事業者にて仕分け作業を委託し、福祉的就労の支援にもつながっています。その後、提携するフードバンクへと配送し、必要とされる方々へとお届けしております。
最近では、東京都昭島市の「昭島フードバンク」へ食糧を支援いたしました。こちらは完全なボランティア体制で7年間活動を続けており、単に食品を提供するだけでなく、料理をその場で提供するなど、地域に密着した支援を行っておられます。収益化を目的とせず、純粋に“支え合い”の精神で続けられているこの取り組みに、ドテラジャパンとしても今後も継続して支援を行う予定です。
なぜいま、フードバンク支援が必要なのか?
現在、日本では7人に1人の子どもが相対的貧困の状態にあるといわれており、単身高齢者やひとり親家庭の経済的困窮も深刻です。物価高騰や雇用不安、地域の孤立化が進む中で、日々の食事すら満足に摂れない方々が、見えないところで増えています。
一方で、日本ではまだ食べられるにもかかわらず廃棄される食品が年間500万トン以上とされており、「食べものがあるのに、届いていない」という不条理が存在しています。フードバンクはこのギャップを埋める大切な存在であり、私たちの社会のセーフティネットのひとつです。
災害への備えと、支援のつなぎ方としての「ローリングストック」
日本は地震や豪雨などの自然災害が多い国です。家庭での備蓄が命を守る手段として改めて注目されていますが、「ローリングストック」という考え方をご存知でしょうか? これは普段から少し多めに食料を買い置きし、古いものから消費しつつ補充していく方法です。
この習慣を持つことで、いざという時に慌てることなく備えができるだけでなく、賞味期限が近づいた食品を無駄にすることなく、必要な人に届けることも可能になります。
フードバンク支援へのご協力のお願い
ご家庭で保管している食品の中で、賞味期限が3ヶ月を切る前のものがありましたら、ぜひ自己消費、もしくはお近くのフードバンクや行政窓口を通じてのご提供をご検討ください。寄付の方法をお探しの方は、以下でフードバンクへの寄付方法や詳細をご紹介していますので、ぜひご参考になさってください。
ドテラ・ジャパン ヒーリングハンズ フードバンク支援について
ドテラ・ジャパン ヒーリングハンズ活動は、「小さな思いやりが大きな癒しに変わる」ことを体現しています。みなさまのその一歩が、どこかで誰かの笑顔を支えています。
引き続き、皆様のご協力をお願い申し上げます。
昭島フードバンクボランティアの皆様
寄付食材を使用した食事
外観と訪れる地域の方々
掲示されたドテラ・ジャパン ヒーリングハンズの案内
支援物資が集まる室内の様子
支援物資を仕分け・整理している様子