公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金が運営する「チャイルド・ケモ・ハウス」は、小児がんなどの難病と闘う子どもやその家族が滞在するための施設です。
こうした小児の難病は治療できる病院が限られており、また家族の付き添いに制限があったり、設備も不十分だったりして、遠方から通う患者や付き添う家族は精神的、肉体的、経済的に大きな負担を強いられることになります。チャイルド・ケモ・ハウスは、通院や入院の付き添い、外泊などの際に格安で利用することができ、自宅のようにくつろげる環境を提供して心身の両面をサポートしています。看護師や保育士など専門の常駐スタッフや、他の患者家族との交流も、利用者の支えになっています。

ドテラ・ジャパンの支援について
ドテラ・ジャパンは、ヒーリングハンズ活動の一環として、チャイルド・ケモ・ハウスへの支援を行っています。
きっかけは、厳しい財政状況のなかで老朽化による電気設備の異常が明らかになり、早急に修繕が必要となったこと。私たちは、ボランティアで携わっていたドテラ会員の方を通じてそれを知り、パスポートプログラムの一環として修繕費用を寄付することになりました。工事は無事完了し、施設の運営を止めることなく、安全な設備を取り戻すことができました。エッセンシャルオイルやディフューザーも提供し、リラックスできる空間づくりのために役立てていただきました。
さらに、滞在中の食事負担を少しでも軽減するために、フードバンクを通じた食料支援を継続的に実施しています。また、施設と会員の皆様が連携してアロマを活用したワークショップなどを開催するなど、親子が安心して楽しく過ごせる環境づくりに取り組んでいます。

支援が生み出す価値
こうした支援によって施設の設備や生活環境を整えることは、治療に向き合う子どもたちとその家族の安心や勇気につながっています。また、食料支援は子どもの看病に追われる家族の負担軽減に、エッセンシャルオイルやワークショップは心身のリフレッシュや気分転換に役立っています。
ヒーリングハンズが目指すのは、一次的な寄付にとどまらず、持続可能な変化をもたらすことです。今回の設備修繕では、今後のメンテナンス性も考慮した方式を選定し、スタッフの皆様にも大変喜んでいただきました。今後はフードバンクを通じた食料支援を継続するとともに、施設のニーズや状況に応じ、私たちにできる支援のあり方を考えていきます。

利用者の声
• 職員の皆さんが家族のように寄り添い、悲しい時も嬉しい時も一緒に支えてくださいました。治療中の子だけでなく、きょうだいにも楽しい時間を届けていただき、家族全員の心の支えになりました。
• 家族みんなで過ごせる時間や、子どもが遊んだり学んだりできる環境があり、治療中でも日常を感じられる大切な場所でした。
• 看病で疲れて帰ってきても、温かい食事をとってゆっくり休むことができ、本当に助けられました。チャイルド・ケモ・ハウスは「第二の我が家」のような存在です。
• 入院前から温かく声をかけていただき、不安な気持ちが和らぎました。スタッフの皆さんの励ましのおかげで、安心して治療に臨むことができました。
